10月のイベントといえば、最近はハロウィンが定着していますが、かつては秋祭りや運動会などが地域総出の一大行事でした。
入居者に秋祭りの話を聞くと、「おかずを持ち寄って、食べよった~(食べていた)」、「みんなで前日の晩から鉢盛を作りよった~(作っていた)」という声が返ってきます。
施設の運動会でお弁当をお出しすると、「運動会の弁当は、自慢の煮しめを重箱に詰めて持って行きよった」、「外で食べる弁当は、うまかった~」と会話が弾みます。
今回のテーマは、「思い出の中の秋」。
秋のごはん「鮭と大葉のちらし寿司」、地域の行事があると必ず作る「煮しめ」。今回は、重箱に詰めました。
祭りやお祝いに欠かせない「茶碗蒸し」、季節のデザート「芋ようかん」、「梨のコンポート」。
食事を通して昔を思い出したり、行事に参加することができなくても、つながりを感じていただけたらと思います。